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HOT WHEELS:RLC 1966 TV SERIES BATMOBILE 

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ぎりぎり間に合った今年最後のエントリはまたしてもバットモービル。
なんか今年は半数がバットマン関係だったなあ。
TFや超合金とかも買ってはいますが、そういうのはよそで紹介しているところがたくさんあるので、ウチは来年も引き続き基本マイナー路線でやっていこうかと思ってます(バットマンはマイナーじゃないですけどネ)。

今回のバットモービルはレッドラインクラブ限定のホットウィールです。

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ホットウィールには、本国ではワンコインで買えるベーシック、コレクター向けの単価の高いクラシックスや100%ライン、その他様々なシリーズが発売されていますが、原則的に、HWC(HotWheels Collectors.com)というコレクター向けのオフィシャルサイトでしか買えない限定モデルがあるのです。
それらは、有料の年間会員制クラブであるRLC(Red Line Club)のメンバーに一定期間優先的に販売され、期間後に残っていればフリーのHWCの一般会員も購入できます。
そしてRLC会員になれる条件は「アメリカ在住であること」。
また、HWC一般会員として購入できても発送してくれるのはアメリカ国内(とカナダ)なので、いずれにしろ普通に日本に住んでいる我々が直接購入することはできません。
なので、この手のRLCアイテムを購入するにはHWを並行輸入している専門店で買う、オークションで落とす、アメリカ在住の友人にお願いするetc.といった方法をとるしかありません。


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そんなRLCカーとしてリリースされたTV版バットモービル。限定数は13428台。
ボディのキャストは2007年のベーシックで販売されたものと同じようです。
ただし塗装はRLCにふさわしい仕上げがなされています(後述)。


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赤いピンストライプはコミコンモデルと同様省略せずにきちんと入っており、インテリアも細かく塗装されています。


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シャシーには初めてダイキャストメタルを使用しています(ベーシックやコミコンモデルはプラ)。


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コミコンモデル(奥側)と比較。
ぱっと見の違いはあまり無いように見えますね。
コミコンモデルはリアルライダー(ゴムタイヤ)、RLCモデルは初代HWのレッドラインホイールを意識した、限定モデル用のNeo-Classicsホイールを装着。
他にRLCモデルではリアのエギゾーストパイプとルーフのバットサイレンに黒塗装が追加され、サイドのバットマークから“TM”が消えています。


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ボディの塗装について。
ベーシックやコミコンモデルはプレーンなブラック塗装ですが、RLCモデルは光にかざすとうっすらと黒の上にクリアブルーが乗っているのがわかります。
カードの裏には「スペクトラフレーム・ペイント」と書いてあるので、あるいは黒ではなく、クロムメッキの下地にクリアブルーをかなり濃く塗り重ねているのかもしれません。


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事前に公開されていたEシート(塗装の指示などが書いてあるデザイン画みたいなもの)を見てブラックメッキ仕上げかと思っていたので、この仕様は意外でした。


色々ありまして(笑)手元には3台のRLCバットモービルがあるのですが、そのうち開封した2台を並べると微妙に塗装の具合が違います。

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奥がいままでの紹介画像で使っていた個体。手前の方が青みが強いです。
開けてないもう1台も、ブリスターごしに見た限りではさらに濃度が違うように見えます。
限定品とはいえ、大量生産品。特殊な塗装仕上げだけに、個体差のあるものが多そうですね。


ホットウィールのバットマンアイテムは困ったことに、いや嬉しいことに2009年もまだまだ色々出そうです。ベーシックのタイヤ変更版、1/50でバートン版バットモービル、バットボート、バットポッドetc.
来年早々日本での再上映が決まったダークナイトのネタも、まだここに上げてないのがあるので来年もバットマン関係で更新することが多そうです。

ということで、2008年のエントリは以上。
今年は10回更新できた!ワーイ(ダメ)

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MATTEL:DC SUPER FRIENDS MY FIRST BATMOBILE 

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え~またしてもバットモービルです。
今回はマテルDCスーパーフレンズシリーズのマイ・ファースト・バットモービル。

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DCスーパーフレンズは70年代から80年代にTVアニメーションとして放映されていたDCコミックスのスーパーヒーローチームものである「スーパーフレンズ」(要はジャスティス・リーグ・オブ・アメリカの低年齢向けみたいな感じ)を現代的なスタイルでリメイクしたフィギュアシリーズです。
このマイ・ファースト・バットモービル、昨年頭くらいに結構大々的にアナウンスがあって、日本版も出る予定だったのが延期に次ぐ延期でそのうち音沙汰が無くなり、いつの間にか発売中止になっててガックシしてたら忘れた頃に本国で発売されていた、という曰く付きの一台です(オレ的に)。


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チョロQというかカーズというか、デイブ・ディールの描くデフォルメカーのDNAを受け継いだかのようなフォルムがカワイイです。


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でかいけど。
サイズは全長約40cm。ただし普通のカートイに比べ、横幅もでかいので半端ないボリューム感です。


●単体でのギミック
手押しで走らせると走行音が鳴ります。

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ボンネット上のバルジを押すとフロントが開いて、さらにもう一度押すとネット発射。


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ボンネット右上(正面向かって左)の三角ボタンを押すと変形音と共にウイングが開き、リアのノズルが迫り上がってジェットモードに。


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左上(正面向かって右)の三角ボタンを押すと、ヘッドライトとエンジンが点灯し、押す度にアイドリング音、走行音、飛行音などのサウンドが順番に発動します。


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サウンドと共にインパネのメーター類も点灯。
ドライバー側には「CAR DASH」、助手席側には「JET DASH」と書いてありますが、特に変形に連動しているわけではなさそう。


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ウィンドウと一体化したルーフは手動で開閉でき、内部のシートには別売りのDCスーパーフレンズのフィギュアを乗せられるようになっています。



●フィギュア連動ギミック
このバットモービルにはフィギュアとの連動ギミックがあります。
対応しているのは、CONNECT-N-GOというギミック搭載のデラックス版。
スタンダードフィギュアも乗せられますが、連動ギミックでは遊べません。

フィギュアは背中のジョイントでガッチリ固定できます。

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コンソールに右手を置くと・・・


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走行音と共にエンジンがブルブル震えながら点灯し、メーターやヘッドライトも点灯。


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助手席側でも同様のギミックが発動。こちらは飛行音が鳴ります。


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両側一緒に手を置いてもOK。このときは先にスイッチが入った方のサウンドが鳴ります。


それで最後にフィギュアの方も紹介。

●MATTEL:DC SUPER FRIENDS
・DELUXE BATMAN ACTION FIGURE with POWER PROP
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フィッシャープライスのRESCUE HEROES的なフォーマットのアクションフィギュア。
これは上に書いた通り、CONNECT-N-GOという接触発動式電動アクションギミックを搭載したデラックス版バットマンです。
胸のバットマークが削れて欠けてますが、気にしないように。


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バットマンにはパワープロップという飛行メカが付属。
バットモービルに乗せるときにも使う背中のジョイントで接続します。


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マグネットを内蔵した右手をメカに接続すると


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ウイングが開きプロペラが回転!
胸も発光します。


・DELUXE SUPERMAN ACTION FIGURE with SPACE CLANE
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鋼鉄の男には笑顔が似合う。


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スーパーマンのデラックスにはスペースクレーンが付属。


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こちらはコネクトするとクレーンがピストン運動します。


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フィギュアにはこんな風に単三電池が3本内蔵されています。


ということで、かわいいけどアメリカンサイズで置き場に困るバットモービルでした。
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シリーズにはバットウイングやバットサイクル、またスーパーマンやアクアマンなど他のヒーローのビークルもラインナップされています。


年越す前に、次回もバットモービル!

HOT WHEELS:1966 TV SERIES BATMOBILE 1/18 SUPER ELITE 

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前々回のエントリではエリート版を紹介しましたが、今回は最上位バージョンとなる「スペシャル・エリート版」(海外ではSUPER ELITEという名称の様です)。


・スタンダード      7,140円
・エリート       13,440円
・スペシャル・エリート 39,990円

と(いずれも税込)、エリートの3倍弱、スタンダードの実に5.6倍という価格差の違いは一体どこにあるのか? 今回はエリート版との相違点を中心に紹介したいと思います。
出荷数は全世界で5500台と言われ、市場に残っているタマ数も少なくなってきていると思いますが、エリートとどちらを買うか、エリートを持っているけどスペシャル・エリートも買っとくべきなのか、購入を迷っているバットモービルフリークの方はご参考にどうぞ。


●箱
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まず箱ですが、ご覧の通りエリートの箱(普通の1/18サイズ)に比べて、異様に高さのあるクローズドタイプのでっかい箱です。
出荷状態ではこれにシュリンクがしてあります。


箱を開けると・・・
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バットマンのシンボルマークをかたどったベースにバットモービルが鎮座しています。
箱の高さのわけはこのベースのためなのです。


●本体全般
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箱から出すとこんな感じ。
ベースはアルミ製でネジやマウンター以外は2ピース構成です。
オサレな部屋のインテリアにはいいんじゃないでしょーか(笑)


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ボディ自体に変更はありません。エリートとまったく同じ金型のようです。
シャシーもエリートと同じくプラ(ABS?)製。


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開閉箇所もエリートと同じです。


●各部比較

・エンジン
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燃料ホースらしきものがテレビアンテナの同軸ケーブルのような、表面にワイヤーが編み込まれた太いケーブルになっています。赤青の基部はプラ製。
エリートではホースが単にメッキされた細い棒状のプラパーツです。
また、エンジン外周にメタル製の2枚のリングが追加されています。


・コックピット周辺
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ダッシュボード上のバットレーダーなどに彩色が追加。インパネのボタン類やパラシュート展開用のハンドルにも彩色が追加されています。


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ルーフのバットサイレンのカバーがメタルパーツに変更。


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ドアを開いたときに現れるステップにメタルパーツを追加。


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ドア内側下にメタル製のモールを追加。


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ペダルの外周にメタルパーツを追加。


・後部
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バットミサイル発射管とその基部がメタルパーツに変更。内部には赤く塗装されたミサイルの頭が見えます。


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リアアンテナがメタルパーツに変更。


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エギゾーストパイプ外周のリングがメタルパーツに変更。
パラシュートバッグはプラ製から合皮素材に変更され、ワイヤーが追加されています。

以上。

えっこれだけ?と思う方もいるかもしれません。
細かいところに見落としはあるかもしれませんが、ざっと見て目につく変更点は本当にこれだけなんです。
マテルからの公式情報ではないにしろ、以前海外のディーラー筋で不確定情報として出回った内容とはえらく違います。

正直言ってスペシャル・エリートの仕様はとても4万円近い定価に見合うものとは思えません。せめてボディの仕上げの精度が高くなっているのかと思いきや、エリートと同じくチップはあるし塗装のはみ出しはあるしでまったく変わりません。
同じく、エリート/スペシャル・エリートの2バージョン発売しているフェラーリなんかも、この程度の違いなのかなあ?


かつての「レジェンド・トゥ・ライフ」のように、ライト&サウンド、電動アクションギミックが盛り込まれていたら最高だったんですがねえ。
残念ながらこのスペシャル・エリート版は、単に「持っていることに意義がある」だけの文字通りのコレクターズアイテム以上の意味は持たないと思います。

エリート版を持っている人は買わなくてもいいし、どっちを買うか迷っている人はエリート版だけで十分。
食費を切りつめても全部持ってないと気が済まないって人や、「アルミの台座がいいんだよ。本体はオマケです」って人がいたらあえて止めませんがね(笑)

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アートストーム:EX合金 マイティジャック 万能戦艦マイティ号 

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「マイティジャック」は1968年に放映された、円谷プロダクション製作のSF特撮ドラマ。大人向けの作品として、当時のTV番組としては巨額の製作費を投じて作られた意欲作です。
時期的には路線変更後の「戦え!マイティジャック」も含めてウルトラセブンの放映期間と被っており、セブンと並んで成田亨氏デザインのシャープな円谷メカの活躍を堪能できる、特撮メカファンの記憶に残る名作といえるでしょう(本編ドラマが面白いかは置いといて)。

アートストーム(フューチャーモデルス)からEX合金シリーズで発売されたマイティ号は、この分野の第一人者といえる真鍋正一氏が原型を手がけたガレージキットを元に一部改修を加えたダイキャストモデル。

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